宮古島プロジェクトの進捗報告（残り9ヶ月）

こんにちは、ゆかりです。
今日は宮古島プロジェクトについての進捗をご報告します。

SNS を見てる人たちは「こいつら、いつも宮古島行ってるなー」と思ってらっしゃるかと。そう、先月はなんと3回も行ってきました。

滅多に見れないポケモンジェットも見れた！

遠い離島でのプロジェクト、山あり谷ありは覚悟したけど、、、
今回の渡島はジェットコースター並みでしたー。
しかも富士急ハイランド並み（汗）

それもこれもまだ施工方法も決まっていなければ、施工先も決まっていない状況で（汗）

「間に合わなかったらどうしよう。すべて白紙になっちゃう。」という悩みとみぞおちの鈍痛を抱えながら藁をも掴む気持ちで宮古島に行きましたが、誰と話しても同じことを言われる日々。

「宮古島は高い」
「予算が足りない」
「日々高騰してる」
「工期がかかる」
「遅延するのは当たり前」
「いつできるか保証できない」

とまぁ、絶望する言葉だらけ。

しかたがありません。

こんなに遠く小さな渋谷の店舗の人間でさえ「宮古島いいんじゃね？」と思うほど宮古島はバブル。そりゃぁ建設ラッシュにもなります💦

そんななか先月3回目の渡島で、唯一ひとつ返事で「大丈夫ですよ、半年あればできます。」と言ってくださった会社がありまして。

それが、地元・伊良部島の建設会社様でした。
もう、神に見えましたね！笑

しかもです。初めから高くて諦めていたコンクリート造で出来ると言う。坪200万、安くても150万と言われてるコンクリート造、、、ほったて小屋も作れないんじゃ？と思っていたコンクリート造を、です。

その理由は、使うコンクリートの種類でした。

「宮古島本島はクロ、伊良部島はシロ（のコンクリート）でその地元産のコンクリートを使えば高くない」らしいのです。

そしてちょうど、それで建てたばかりの建物があるというので見に行ってきました。

これ↓です。

おー！素敵！
これでいい、いや、これがいい！
お願いします！！

ひとつ返事でお願いしてきました。

そもそも宮古島は、サンゴ礁が隆起したできた島々。大海原にできた島々は、まるで蓮の葉を浮かべたような緑の美しい平坦な島。

そんな島で自然の資源を活かしながら建物を建てる。地元ならでは。これぞSDGs。

と喜んで帰ってきましたが、勝手にそう思ってるだけだと危険なのでちゃんと調べました（笑）そのシロなるコンクリートは「琉球石灰岩」でした。しかも東急建設様が行った試験で「JIS規格のコンクリートと比較して遜色ない」という結果を発見！

これ↓
https://www.tokyu-cnst.co.jp/technology/lab/report/pdf/No35-05.pdf

宮古島本島は、建築確認のためにJIS規格のコンクリートが必要で、遠く離れた海外から輸送してるからコストが高い。そのお隣の伊良部島は建築確認が不要だからその規格に沿う必要がなく安価、そういうことらしいです。

あぶなっー！宮古島本島の土地を選んでたら、このプロジェクト頓挫していたところでした（汗）

とはいえ、まだ見積りも出ていません。また二転三転するかもしれません。でも今はやっと貰えた言葉に、ひととき安堵してます。

ずっと遠く東京で四苦八苦していたけど、模索しながらもいろんな人達と出会えて、助言も頂いて、少しずつ宮古島が近くなっています。

やっぱり、悩んだ時は動け、これに尽きますね。「発想、行動、運」この3つの繰り返しです。

今回の視察でも、島ならではのアイデアがありました。

これ↓

素敵な無垢の木のドア。

これ実は木のドアなんじゃなくて、既成のドアに木を貼り付けています。塩害が酷い海沿いのホテルに、どうしてもと頼まれ木のドアをつけたらやはり何度も呼び出される羽目に。木は湿気で伸縮するので。考えあぐねた結末このカタチになったそうです。

はい、分かります。白い建物に既製品じゃない無垢の木のドア。映えますもんね、お洒落ですもんね、付けたいです。これも同じ仕様で！とお願いしてきました。

見積もりが怖いです（汗）

残り9ヶ月しかありません。
まだ9ヶ月あります。

人との出会いに感謝しながら、どうかなんとかお願いします！と頭を下げながら、夢をカタチにしていけたらと思っています（笑）

また、クラウドファンディングで支援してくれた皆様にお約束した「ECサイトの初回割引き」も忘れていません。燻製工房の完成までどうかもうしばらくお待ちください！そして、伊良部の燻製マグロを楽しみにしててください！

以上、宮古島プロジェクトの進捗状況でした😊
もう二転三転しないことを祈ってて〜