最近のウイスキーブームの影響で、ウイスキーをストレートもしくは少量の加水で飲むお客様が増えました。それは間違っていなく正解です。そもそもメーカーはそのまま飲んで美味しいと思われる状態で出荷していますので、むしろストレートで飲むのが正解でしょう。
ですが、ロックにはロックの魅力があります。ロックで飲む魅力となにか?氷で液体を冷やすことで飲みやすくなる、強すぎるアルコールの刺激香を抑える、など理由は様々ですが、このロックやソーダ割りの飲み方、日本人だけが好んで飲むとも言われています。
そもそも本来は「ハイボール」ではなく「ウイスキー・ソーダ」だもんね。
でも知っていましたか?ロックで使うあの大きな丸い氷、その丸氷は日本のバーテーンダーならではの技術なのです。当店に来店する外国人のお客様は、丸氷の美しさに驚き感動し、写真を撮っていくこともしばしば。海外では「危険過ぎて真似できない」と言われているようです(笑)
もはや日本のバーには欠かせないこの丸氷、用途によって種類が様々で当店で用意しているのは5種類ほど。
本当はあと4種類程作れるけどもありすぎてもね・・・w
バーで飲む、ウイスキーのオンザ・ロックとは
琥珀色のウイスキーに浮かぶ美しい丸氷を眺め
グラスを傾けると奏でる「カラン」という音を聴き
薄暗い照明、グラスの中で反射している光で酔いしれ
氷が溶けて変化するウイスキーを味わい
ゆっくり流れていく時間を堪能する
まさに“大人の時間の嗜み”と言えます。
日本だから美しい丸氷で楽しめるロック。たまにはロックでお酒を楽しんでみては?