【バー入門】カクテルの魅力や定番の
種類・バー初心者のQ&A
バーに興味はあっても、「お店に入るのは勇気がいる」「カウンターでどんなメニューを頼めばいいのかわからない」と一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。そこでこちらでは、バーで楽しめるカクテルの魅力や、知っておきたいカクテルの種類、バーに関するよくある質問にお答えします。バーに初めて行く方は、ぜひ参考になさってください。
カクテルの魅力とは

カクテルは、ベースとなるお酒に、他のお酒やジュースなどの様々な素材を組み合わせて成り立っています。カクテルの味わいのベースとなるのが「お酒」「甘み」「酸味」の3要素です。素材がシンプルであるがゆえに、お酒・甘み・酸味の絶妙なバランスが求められます。複数の素材を絶妙なバランスで一体化させるバーテンダーがいてこそ、カクテルの繊細な味わいが生み出されるのです。
ジュースと組み合わせて作られることも多いカクテルは、口当たりがよいため、お酒が苦手な人でも飲みやすいでしょう。カウンターでバーテンダーがつくるカクテルは味わいも絶品ですが、見た目の美しさも魅力です。グラスに注ぐだけで絵になるような美しさから、女性に人気が高いのも頷けます。一つのカクテルが生まれた過程や名称の由来も様々で、これらの背景に触れながら味わい深く楽しめるのも、カクテルの魅力といえるでしょう。
知っておきたいスタンダードカクテルの種類
バーのカウンターでお酒を注文する際に、ぜひ知っておきたいのがスタンダードカクテルです。スタンダードカクテルとは、ほとんどのバーで揃っている定番のカクテルといえます。「世界4大スピリッツ」として知られるスタンダードカクテルとして、以下の4つが挙げられます。
ジンベース
大麦やライ麦、トウモロコシなどの穀物を原料とした蒸留酒です。蒸留酒の中でもクセが少ないため、カクテル初心者でも飲みやすいです。
代表的なカクテル:マティーニ・ギムレット・ジントニック・ジンフィズなど
ウォッカベース
大麦、ライ麦、ジャガイモ、トウモロコシなどの穀物を原料とした蒸留酒です。アルコール度数は約40度と高めですが、クセがなくまろやかな味わいが特徴です。
代表的なカクテル:ソルティドッグ・モスコミュール・バラライカなど
ラムベース
サトウキビや糖蜜(砂糖を水に溶かした液)を発酵させた蒸留酒です。甘い香りと独特の味わいが特徴で、好みが分かれる傾向にあります。
代表的なカクテル:ダイキリ・モヒートなど
テキーラベース
テキーラは、リュウゼツラン(竜舌蘭)という多肉植物を原料とする蒸留酒です。芳醇な香りと味わいを楽しめるカクテルとして、老若男女問わず高い人気があります。
代表的なカクテル:マルガリータ・マタドールなど
ショートカクテル・ロングカクテルの違い
上記では、スタンダードカクテルの種類をご紹介しました。さらに、カクテルの知識を深めるために、ショートカクテルとロングカクテルの違いについて見ていきましょう。
ショートカクテル
脚が細長い三角形のカクテルグラスで提供するのが一般的なスタイルです。氷とカクテルの材料をシェイカーに入れ、一緒に振ります。提供時には、グラスの中に氷は入っていません。時間の経過とともに冷たさが失われる心配がありますが、ショート=少ない量のため、冷たいまま飲み干すことができます。つまり、ショートカクテルは、ショートタイムのカクテルと表現すれば理解しやすいかもしれません。アルコール度数は高めのものが多く、代表的なショートカクテルは、マティーニ・マルガリータ・ギムレット・ホワイトレディなどです。
ロングカクテル
ロングカクテルはショートカクテルとは違い、グラスに氷を入れて提供するスタイルです。冷たさをキープできるため、長い時間(ロングタイム)をかけて楽しめます。炭酸などで割っていることも多く、アルコール度数は低めのものが多いのが特徴です。代表的なロングカクテルとして、モスコーミュール・ソルティドック・カシスオレンジ・モヒートなどがあります。時間をかけてゆっくり味わいたい方やお酒が弱い方におすすめです。
バーでの好みの伝え方
バーは、少し大人の雰囲気があり、静かにお酒を楽しむためのところだとお考えの方も多いでしょう。初めてバーに訪れた方にとっては、少しハードルが高いかもしれません。しかし実際は、他の飲食店と同様にメニューにあるものなら自由に注文してOKです。メニューを見てもお酒の種類やアルコール度数、テイストなどがよくわからない場合は、恥ずかしがらずにバーテンダーにいろいろ聞くとよいでしょう。
おすすめの注文の仕方として、ショートカクテル・ロングカクテル、アルコール度数の高め・低め、甘口・辛口のほか、炭酸や柑橘系など自分の好みを伝えてみてください。また逆に、「甘すぎるのは好みではない」「アルコールが強すぎるのはNG」など、苦手なものを伝えることもおすすめです。
様々なカクテルベースの種類
スタンダードカクテルの他にも、バーのメニューには様々なカクテルがあります。その他のカクテルベースの種類をいくつかご紹介します。
ウイスキーベース
ウイスキーは、大麦やトウモロコシなどの穀類を原料とした蒸留酒です。カクテルの材料としても数多くのメニューを生み出しています。ウイスキーの原料や産地によって、香りや味わいが異なります。
代表的なカクテル:マンハッタン・ゴッドファーザー・オールドファッションなど
ブランデーベース
白ワインの原料となる白ブドウなどの果実を主原料とし、発酵・蒸留・熟成して作られます。芳醇な香りが特徴で、ストレートで飲む他にも、香り高いカクテルとして様々な飲み方が楽しめます。
代表的なカクテル:サイドカー・アレキサンダー・ホーセズネックなど
ワインベース
ワインはブドウを原料とした醸造酒で、黒ブドウを原料としたものは赤ワイン、白ブドウを原料としたものは白ワインです。そのまま味わう他にも、カクテルベースとして楽しめます。
代表的なカクテル:アメリカンレモネード・キールロワイヤル・ミモザなど
ビールベース
ビールは、大麦を発芽させた麦芽を原料とした醸造酒です。そのまま飲むことが多いビールですが、カクテルにしても美味しいと評判。ビールをトマトジュースで割った「レッドアイ」は、締めの一杯におすすめです。
代表的なカクテル:レッドアイ・シャンディガフなど
リキュールベース
リキュールは、醸造酒や蒸留酒に果実の香料やエキスを加えた飲み物です。果実や薬草など香味成分の違いによって、様々な味わいが楽しめます。
代表的なカクテル:グラスホッパー・チャーリーチャップリン・カルーアミルクなど
バーをスマートに楽しむ立ち振る舞い
バーのマナーというと身構えてしまうかもしれませんが、常識的な範囲で行動すれば問題ありません。せっかく訪れるなら、カウンターでの立ち振る舞いを上品に見せたいという方も多いでしょう。そこで、バーをスマートに楽しむためのポイントをご紹介します。
事前に席を確認しておく
バーを訪れる際は、できれば事前に予約を入れるか、直前でも席が空いているか電話で確認することをおすすめします。お店に行ってから、人数分の席が空いていなかったという失敗もなく、満席でも席が空いた場合の案内がスムーズになります。
周囲のお客様にも配慮する
バーでは一人でお酒を楽しみたい方、大切な人とゆっくり過ごしたいと考えている方もいます。バーは大人の社交場でもあるため、会話や声の大きさなど、周囲のお客様にも配慮しながら過ごすのがスマートです。
バー初心者向けQ&A
バーを初めて利用する方向けに、バーに関する様々な疑問にお答えします。不安や疑問を解消して、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。
バーの種類やバー入門のQ&A
東京都渋谷区の燻製 BAR オリオン 概要
名称 | 燻製 BAR オリオン |
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住所 | 〒150-0041 東京都渋谷区神南1-20-9 パークウェイ渋谷2階 |
電話番号 | 03-6416-3341 |
営業時間 | 18時00分~26時00分 |
定休日 | 月曜日 |
アクセス | 渋谷駅からわずか5分 渋谷公園通りにあります。 |
URL | https://shibuya-orion.com/ |
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